春に虫よけハーブを植えたくて、ホームセンターで2株買ったゼラニウム。
あれから8か月が経ちずいぶん大きく育ちました。
もともと花をどんどん増やすという目的もありゼラニウムを選んだため、少しずつですが挿し木で増やすことにも挑戦しています。
今回はゼラニウムを挿し木で増やす手順と、我が家がホームセンターで買った2株のゼラニウムを挿し木で増やした方法について紹介していきます!
目次
ゼラニウムを増やす簡単な方法「挿し木」
私は植物を増やす方法といえば種まきしか思い浮かばないほどの家庭菜園初心者でした…
ですが種まきの他にも挿し木という方法で簡単に増やすことができる植物もあるのですねぇ
挿し木とは…
挿し木とは、生長中の茎を切り取り、切り取った茎から根を伸ばして苗にする植物の増やし方です。
切り取った茎のことを「挿し穂」というそうです。
途中で切った茎から根が出て増やせるなんて…!と驚きました。
挿し木で増やせる植物の種類は書ききれないくらいたくさんあるため、以下にほんの一部をご紹介します。
- ローズマリー
- ミント
- トマト
- 紫陽花
- パキラ
ゼラニウムを挿し木で増やす手順
まずはゼラニウムを挿し木で増やすための基礎の方法を紹介していきます。
元気な芽を挿し穂にする
大きく育ったゼラニウムの元気な茎を選びカットします。
もしその茎に花がついている場合は花を切ってしまいましょう。
葉は多すぎないように3枚程度残して切り落とします。
大きすぎる葉は半分に切っておくというような技もあるようです。
挿し穂は15~20センチくらいにしておくのが目安です。
切り口を半日乾かす
挿し木で植物を増やす時には、切り口を水に浸けてから土に移すという方法で増やす植物が多いのですが、ゼラニウムはその逆で育てます。
切り口を半日乾かして、水に浸けずに土に植えていくんです。
ポットに植える
赤玉土を敷き詰め水で湿らせたポットに挿し穂を植えていきます。
ポットの下の穴から根が見えてきたら植え替え時期。
3週間~1カ月で根が顔を出すようですよ。
切って植えるだけで育つこともある
ここまでゼラニウムの挿し木の手順を紹介してきましたが、実は我が家ではここに書いた挿し木手順を実践していません。
がさつ?ズボラ?なんです…
本当にびっくりするくらい簡単な方法で挿し木に成功しましたので、その様子を紹介していきますね。
- 元気そうな茎を選んで20センチくらいにカットする。
- 葉を落とす
- 土に挿しておく
以上なんです。
先日挿したものがこちら。
なんだかわからないですがゼラニウムの茎です。
もう少し前に挿しておいたゼラニウムは葉や花もつきました。
奥に見えるのはホームセンターで買ったものですが、手前に見える花のついた茎は後から挿し木したものです。
強い株だったのか、環境があっていたのか、はっきりしませんが、切って挿しておくだけでも増えることがあるのですね!
確実に増やしたいという人は、きちんと手順をふむことをおすすめしますが、私のように、剪定ついでにたまたま根付かないかなと思ってる人がいたらこんな方法を試してみるのもいいかもしれません。
ゼラニウムを買った当初にゼラニウムを紹介する記事も書いています。
「ところでゼラニウムって本当に虫よけになるの?」と、ゼラニウムの虫よけ効果が気になる人はこちらの記事も覗いてみてください。