今年の家庭菜園で悩んだ害虫の一種「コナジラミ」、我が家ではかぼちゃで大量発生しました。
今回はほとんど対策もできず、繁殖してしまい困ったので、次回は失敗しないためにも調査結果をまとめていきます。
コナジラミの特徴
コナジラミは1~3ミリくらいの白い虫で、家庭菜園では「タバココナジラミ」や「オンシツコナジラミ」などがよく見られます。
このふたつのコナジラミの種類はどちらも海外からの侵入種らしく見た目はソックリ。
幼虫やサナギの頃はパッとみアブラムシと間違えそうな形をしています。
春~秋に繁殖しやすいですが、温室、ビニールハウスなどでは冬でも発生…
排泄物で葉がベタついたり、すすが発生して黒くなったりと野菜の品質を悪くするだけでなく、ウィルスを媒介して野菜を病気にしてしまうこともあるようです。
コナジラミがつきやすい野菜
コナジラミが発生しやすい野菜は…
うちのお野菜では、トマト、キュウリ、かぼちゃで確認できました。
コナジラミの対策
発生してしまったコナジラミの対策としては、水で流す、牛乳を薄めた液を散布するなどがあげられます。
牛乳はアブラムシにかけるのと同じような効果で、膜ができることにより窒息して駆除につながる仕組み。
一度発生してしまうとすごい勢いで広がってしまうので野菜に辿りつかせないのが一番。
(とはいえ、他の畑から飛んでくることも…)
ということで、コナジラミの予防法!
・0.8ミリ以下の防虫ネットを使う
・水やりする時は葉の裏にも水をかける
・黄色いハエとり紙を使う
このほか、薬を使う方法もありますが、我が家は農薬を使わず野菜を育てる方針なので今のところ使っていません。
とはいえ、本当にすごい繁殖力です…
今回はちょっと薬を使ってしまおうか悩みました。やめましたが…
薬を使うと、コナジラミの天敵でもある益虫もいなくなってしまうそう。
難しいですね。
来年は、防虫ネットも検討しながら野菜栽培をすすめたいと思います。
かぼちゃは大きいし、背の高い野菜もなかなか難しいですね…てんとう虫つかまえてくるくらいかな…
水やりする時は葉の裏まで!とか、丁寧に野菜を見てあげるのが一番かもしれません。