ダイコンを育てていたある日、土から見えている部分のダイコンの頭にかじられたあとが!!!
少し土をよけてみたら犯人がたくさん潜んでいました…
コガネムシの幼虫ともまた色が違うし、家庭菜園1年目、初めて見る虫でした。
犯人の正体が「ネキリムシ」だとわかったので、今回はネキリムシの特徴・今回の被害と対策について、我が家なりに調査した結果を写真とともに紹介していきます。
目次
突然野菜の元気がなくなったらネキリムシを疑え
ネキリムシとはヤガ(夜蛾)の幼虫のことで、野菜などの根を食べてしまうため「ネキリムシ」という名前で呼ばれているそうです。
「なんだか野菜に元気がない」「土のあたりに食害が」という場合の多くはネキリムシの仕業。
少しまわりの土を掘り起こしてみると、きっと出てきます…
夜行性で、まだ小さな苗の根っこや土からすぐ上の茎を食べます。
昨日まで元気だった苗がポッキリ折れていた、なんて時は怪しいです。
野菜を好んで食べているのかと思いましたが、近くに雑草があれば雑草でも食べるという情報も見かけました。
我が家では庭の花でもネキリムシの被害らしい状況がみられました。
ちなみにネキリムシが成長するとヤガになりますが、ヤガとは以下のような蛾のことをいいます。
- カブラヤガ
- センモンヤガ
- タマナヤガ
ネキリムシの被害例(ダイコン)
こちらはネキリムシの被害にあったダイコンの悲しい姿です…
すごい…
薬を使わずネキリムシ対策する方法
野菜の根と土付近の茎を守る
ネキリムシは土の表面あたりで野菜を食べます。
あまり深くはもぐらないそう…
ということで、ペットボトルの上下を切り抜いて筒状にしたものを、苗などにかぶせるという方法があるのを見つけました。
これは我が家はまだ試していませんが、今後実践予定です。
ネキリムシが住みやすい環境にしない
今回野菜の先輩に教わって初めて知ったのですが、虫って化成肥料を使うと増えるそうです。
我が家でも今生ごみ堆肥の作成に挑戦していますが、少しずつ有機肥料を使うように変えながら、虫対策してみたいと思います。
生ごみ堆肥の作り方の記事
→ 生ごみ堆肥バケツを使って手作り肥料をつくってみた
ネキリムシにも効くかな?
冬の間に畑から取り除く
冬になると土の中でサナギになって春に蛾となるネキリムシ。
冬に畑の土を整理してサナギをとりのぞいておけば、春の野菜での苦労が減りそうです。
他にも野菜のまわりに爪楊枝で壁をつくる方法や卵の殻を土に混ぜておく方法(ギザギザだからネキリムシがよりつかないそう)など、みなさん色々工夫してネキリムシ対策しています。
現在我が家では、被害を見つけてから掘ってネキリムシにお引越しいただいていますが、被害を受けたダイコンのように悲しい姿になるので、まずペットボトル作戦から試してみたいと思っています。
今後このブログでは、ネキリムシに似たヨトウムシやシンクイムシについても紹介していきますので、よかったらまた確認してみてください。