畑が黒いビニールでおおわれている光景、よく目にしていましたが、今年家庭菜園をはじめるまではなんのためにされているのか、なんと呼ぶのかも知りませんでした。
でももちろん役割がある!
ということで、今回はマルチ(マルチング)について調べたことを記録していきます。
目次
聞いたこともなかったけどマルチとは…
フィルムや藁などで畑を覆うことをマルチ(マルチング)といいます。
どうしよう、ひとことで終わってしまった…
畑の野菜の周りにビニールや藁が敷いてあるのを見たことがある人も多いですよね。
アレです、アレ。
家庭菜園で育てる野菜はすべてマルチ推奨との情報も見かけます。
フィルム状のマルチには野菜が育つ部分に穴をあけるのですが、はじめから野菜にあった間隔で穴の開いた野菜別マルチも見かけることがあります。
マルチ使用の5つのメリット
マルチの役割、今回調べてみてはじめて知ったこともあり、この夏使ってみたときは全然活用できていなかったんだなと思い知りました…
マルチにはこんなにメリットがあります。
雑草防止
マルチの種類によりますが、光をさえぎるため雑草を予防する効果があります。
土の温度調節
マルチの温度調節効果には、マルチの種類により温度上昇効果・温度上昇抑制効果・保温効果があります。
期待する効果によってマルチの種類を選びましょう。
って、マルチの種類についてはこの後紹介しています。
土の乾燥防止
春の種まきのときなどは土が乾燥するのを防ぎたいですよね。
マルチを使うことで土が乾燥しすぎるのを防ぐことができます。
泥はね防止
泥の中には病原菌が潜んでいて、泥はねするだけで野菜が病気になってしまうことがあります。
マルチを使うと雨が降っても泥はねしづらく、野菜が病気になるのを防ぐ可能性が高まります。
土や肥料が流れてしまうのを防止
土が崩れてしまったり、せっかくの肥料が流れてしまったりするのを防ぎます。
マルチってたくさん種類がある
マルチって黒いビニールのイメージがありますが、いろんな種類があります。
そして資材によって効果は色々。
それぞれの特徴をまとめてみました!
透明マルチ
- 最も地温が上昇しやすい
- 冬に土が凍ってしまうのを防ぐ
- 光を通すため雑草がシートの下に生える可能性もある
- 春先に利用されることが多い
黒マルチ
- 光を通さないため雑草予防できる
- 透明マルチに比べると温度上昇効果が低い
- 冬には土の保温効果がある
- 夏は暑くなりすぎるため注意が必要
白マルチ
- 土の温度が上がりすぎない
シルバーマルチ
- 地温は適度に保たれる
- 雑草予防
- 虫はキラキラ光るものが嫌いなため虫よけになる
- 虫が運んでくる病害を減らすことができる
- 光を反射するので果物などの着色促進効果がある
藁・草マルチ
- 土の温度上昇を抑える
- 適度な乾燥防止
- 雑草予防
- 微生物が増えたり水溶性養分が流れたりすることで土壌改善になる
今までマルチについて知識もなく使っていたから、ちゃんと効果が出るように使えてなかったなぁと実感です。
はるのも難しくてうまくできなかったし…
ということで、マルチのはり方についてもまた調べて記事にしたいと思います。
まだうまく使えたことがないので本当に情報をまとめただけになってしまいましたが…これからはマルチに初心者家庭菜園を助けていただこうと思います!