家庭菜園の土づくり|堆肥の特徴と種類による違い

秋から冬の家庭菜園で玉ねぎをつくろうと、栽培方法を確認していたところ、土づくりに「堆肥」を混ぜ込むよう書かれていました。

土の種類については全く知識もないのですが、ホームセンターに売っていることだけは知っていたのですぐに買いに行くことに。

売り場まで行って、頭に「?」がつきます。

「堆肥って種類がたくさんある、なにが違うの?」

今回は堆肥の特徴と種類による違いについて書いてみます!

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なんで必要なの?堆肥の基礎知識

堆肥とは…

堆肥とは有機物(動物の糞や植物)を微生物に発酵してもらった肥料のことです。

今まで土づくりは、書かれている通りに混ぜればいいくらいの認識だったので、堆肥っていったいなんなのか考えたことがありませんでした…

ホームセンターに行くと堆肥のパッケージには「牛糞」とか書いてあって、土によさそうな雰囲気ではあるけど何のために使わなきゃならないのか「?」でした。

堆肥の役割

堆肥の役割は、簡単にいうと栄養豊富でフカフカの土をつくること。

大まかな効果はこんな感じ…

  • 土壌改良
  • 肥料

堆肥は有機肥料に似た成分(窒素・リン酸・カリウム)を含んでいますが、有機肥料と比べて土の状態を改良できるのが特徴です。

微生物のおかげで肥料としての効果もゆっくり長く効くのがポイント。

土壌改良・土をフカフカに…といっても具体的にはどんな状態にするんだろうか…

とうことで、まとめてみます。

  • 通気性アップ
  • 保水性アップ
  • 肥料流出防止
  • 保温効果
  • 微生物を増やす

「水はけをちょうどいい状態に」「肥料をちょうどよく届ける」などなど、なにかとちょうどいいようです…

土に微生物や栄養分が増えるため連作障害対策にもなります!

堆肥の種類を知って特徴を活かそう!

ホームセンターで悩む原因となったのがこれ、堆肥の種類です。

色々ありますね…

しかもそれぞれ特徴が違っていて、植物によって使い分けるといいとのこと。

簡単ですが種類について紹介していきます。

腐葉土

腐葉土って堆肥のことだったんですね…

木の葉を発酵させてつくられたもので、他の堆肥に比べ栄養はわずかです。

土をフカフカにしてくれます。

 バーク堆肥

木の樹皮からつくられた堆肥です。

国が特殊肥料として認定している唯一の堆肥だそう。

土壌改良の効果は大!

牛糞堆肥

牛糞からつくられた堆肥で、野菜や果樹に使われることが多いです。

牛糞堆肥は肥料豊富ですが、鶏糞・豚糞と比べると穏やかに効く種類です。

土壌改良にも効果があるし「適度」といわれることが多いようです。

鶏糞堆肥

鶏糞からつくられた堆肥です。

化成肥料と同じくらいの肥料効果があり、肥料のやりすぎで植物が弱ってしまわないよう注意が必要な種類です。

豚糞堆肥

豚糞堆肥は牛糞と鶏糞のちょうど間くらいに肥料効果のある堆肥です。

野菜の種類ごとに適した土づくりって紹介されていますよね。

そこに「腐葉土」と書いてあれば腐葉土を使いますが、書いていない場合は…

野菜に適していると書かれているところを見ると、初心者は牛糞堆肥からはじめてみるのがいいのでしょうか。

生ごみから堆肥を手作りすることもできます。

気になる人はこちらも記事も確認してみてくださいね!

→ 生ごみ堆肥バケツを使って手作り肥料をつくってみた

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