ある日母が菜の花をもって悲しそうに「見てーーーー」と話しかけてきました。
見てみると、菜の花の葉の裏に白い斑点が。
しかもほとんどの葉に発生していて、食べるところがないということで悲しんでいるようでした。
そこで、Twitterでみなさんに見ていただき、原因を調査!
家庭菜園に詳しい方の助言で、白い斑点の正体は白さび病だとわかったため、原因や対策について調査、記録していきます。
白さび病の特徴
白さび病は、葉の裏や茎に白くぷっくりもりあがって見える斑点ができる病気です。
白斑病とは違って、小さくちょっと粉っぽい質感。
こんな感じ……

カビの一種で、ハクサイやカブ、大根、菜の花などのアブラナ科に卵胞子や菌糸として感染します。
0~25℃で発生しますが最適な環境は10℃前後なので、冬から春先にかけて発生しやすいとのこと。
現在1月下旬、日中の気温は10℃前後と教科書通りです……。
水があると遊泳するらしく、雨が降るとどんどん広がるので、存在を知らなかった我が家は菜の花が白さび病だらけになってしまいました。
白さび病の予防と対策
白さび病は簡単に伝染していくので、一度発生すると増殖を止めるのは困難。
なので、予防できるのが一番です。
・アブラナ科を連作しない
・マルチを使う
・土作りでチッソが多くなってしまわないよう注意する
・水やりはザブザブ野菜の上からではなく根元にやる
とはいえ、完全に予防するのは難しいのが野菜の病気。
日ごろから野菜の葉っぱを観察して、もしも白さび病を発見したら対策を!
対策とは……
白さび病になってしまった葉っぱをとって、畑以外の場所で処分!
です!!!
野菜の病気って本当にたくさんの種類があって、元気な野菜を育てるのって難しいなぁ。
でもどんな病害虫対策でも、連作に気をつけたり、マルチングしたりするのは有効とのことなので、きちんと計画して手間暇かけてあげるのが効果的。
今回の菜の花も昨年育てた場所での連作だったので、次の冬は植える場所に気をつけてみよう!