家庭菜園で苗からの玉ねぎ栽培

玉ねぎ

秋~冬は家庭菜園でできる野菜も限られて、畑がさみしくなりますよね。

でも!冬も野菜を育てたい!

ということで、Twitterなどで話題になっていた玉ねぎを育てることにしました。

気がついたころには種まき時期も終わっていたため、出遅れた種まきの強力な助っ人、ホームセンターの苗を購入することに。

(遅れた種まきで失敗も経験しています)

ということで、今回は庭の玉ねぎ栽培(苗から)について記録していきます。

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玉ねぎの種類

今回我が家で挑戦したのは「OK黄」という品種の玉ねぎ。

そもそも、育てることになるまで玉ねぎの品種なんて気にしたことがありませんでした…

玉ねぎには、「極早生・早生種」「中生種」「中晩生・晩生種」と、あるようでして、それぞれ特徴があるので紹介します。

極早生・早生種

それほど広くない土地で家庭菜園をやっていると、春には別の野菜を育てたいから「長くかかるものは手を出しづらい」という人は我が家だけではないはず。

そんな人の強い味方が早生種。

3月から収穫できるものもあり、春からの野菜の種まきにも間に合います。

我が家では、次回の秋には早生種のひとつ「ソニック」を種から育てる計画をたてております。

中生種

今回こちらの記事で紹介していく玉ねぎ栽培は、中生種の「OK黄」という品種。

中生種の玉ねぎは、6月ごろに収穫できて、年内いっぱい貯蔵できるものが多いようです。

中晩生・晩生種

難しいと噂の晩生種は、年明け~2月ごろまで貯蔵が可能だそう。

6月ごろには収穫可能ですが、難易度が高いとなると、我が家の栽培候補からは外れます…

植えつけ時期

種まき時期と苗の植えつけ時期はこちら…

種まき

玉ねぎの種まきは難しい!

時期が早すぎると結球しないし、遅すぎると育ちが悪くなったり収穫時期の遅れにつながります。

実は我が家、昨年早生種「ソニック」を10月に種まきしてピンポン玉くらいまでにしか育たないという失敗をしました…

種まき時期が肝心なのを実感する出来事です。

ということで、早生種9月上旬、中生種9月中旬、晩生種9月下旬の種まきが理想のようです。

種からの玉ねぎ栽培は、我が家でも成功できたらブログ記事にしていきますね。

苗だと11月上旬ごろが植えつけ時期。

ホームセンターで鉛筆より細いくらい(5~7mm)の太さの苗を見かけたら購入しましょう!

植えつけ方法

野菜の先輩から、苗の植えつけ方でも、玉ねぎがよく育つコツがあるとの情報が!

土づくり

土づくりは、植え付けの2週間前(10月下旬ごろ)に苦土石灰を1㎡あたり150g、1週間前に堆肥2~3kgと化成肥料100gを混ぜ込みます。

玉ねぎはリン酸を好むとのことで、我が家では骨粉も追加しました。

鶏糞堆肥を追加するという手もあるようです。

絶対にマルチありがおすすめ!

玉ねぎの苗

マルチあり、なしで栽培比較しましたが、絶対黒マルチありがおすすめです!

栽培途中の葉の育ちや、収穫時の玉ねぎの大きさが全然違います。

とはいえ、面倒な人はなくてもちゃんと玉ねぎになりますよ。

苗の植えつけ方

苗の植えつけ方は、指先で2センチくらいの穴をあけて、根の上の白い部分が土の上に見える程度に苗をさしていきます。

そっと土をかけておさえたら完了。

株間は狭くした方が、競い合って大きくなると聞きましたよ!

玉ねぎの上手な育て方

玉ねぎは、ちょっとした注意点を守るだけで、ほとんど手がかかりませんでした。

その注意点がこちら。

水やり

苗を植え付けたらたっぷり水やり!

その後~3月までは乾燥気味の方がいいですが、その間も日照り続きなら1週間に1度程度水やりしましょう。

3月からは水切れしないよう、少しずつ水やり回数を増やして、4月以降は晴れの日は水やりするようにします。

追肥

玉ねぎの追肥は12月下旬と2月下旬の2回です。

1㎡に100gを目安に化成肥料を追肥していきましょう。

マルチをしている場合は、穴に肥料をまいていきます。

マルチなしならまいた肥料に軽く土をかぶせます。

3月以降は病害虫がつきやすくなったり、玉ねぎの肥大が遅れたりするため肥料は与えないようにしてください。

収穫時期

玉ねぎの収穫時期は、葉の部分の倒伏が目安です。

葉が黄色くなってきてしまうと病気のもとになるので、葉が青いうちに収穫しましょう。

我が家では以下の写真を撮った前後に、使うたび収穫。

葉が少し乾いた感じになった頃全部収穫しました。

苗からの玉ねぎ

玉ねぎにつきやすい病害虫

幸いなことに、我が家は対策せずとも病害虫などの問題発生しませんでした。

ですが、玉ねぎにつきやすい病害虫というのもあるようなので紹介しておきます。

  • さび病
  • べと病
  • 腐敗病
  • 萎縮病
  • 苗立枯病
  • ネギアブラムシ
  • ネギアザミウマ

玉ねぎが病気になりやすい原因は、土が酸性に傾いてしまっていたり、窒素が多くなってしまっていたりすることのようです。

土づくりや追肥で気をつけておけば、予防につながりそうですね。

とれた玉ねぎは生で食べたら甘くておいしかった!です!

少し小さいものも味は玉ねぎ(笑)

「やめられない…」という感じでしたので、また次の秋にも挑戦します!

次回は種からも成功しますように。

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