家庭菜園をやるようになるまで、コガネムシって虫の中ではどちらかというと可愛い存在だと思っていました。
今は触ったりしませんが、小学生の頃は成虫をつかまえた記憶なんかもあります。
でも!
家庭菜園では、野菜を食べて被害を出してしまうコガネムシと戦わなければなりません!
そこで、今回はコガネムシの被害の特徴や対策までを記録してみます。
野菜の天敵「コガネムシ」とは
コガネムシといえば、成虫の姿を知っている人は多いでしょう。
親指大くらいの、いや人差し指大かな?2cm弱のピカピカした緑色や茶色の甲虫です。
ときどき洗濯物についています…
何も知らずに可愛いと思っていましたが、家庭菜園でせっかく育てた野菜を食べます。
野菜の葉に網目状の穴がバラバラとあいているときは、コガネムシの成虫が犯人かもしれません。
コガネムシに食べられてしまった葉は、光合成ができなくなるだけでなく病原菌に感染する可能性も…
そして、年中土の中で活動している幼虫の方は植物の根っこを食べるので、水やりは欠かしてないのに野菜やお花が元気をなくして枯れてきたという場合は土の中を疑いましょう。
幼虫の形はカブトムシの幼虫を小さくした感じ。
白くてコロッと丸くて1~2cm程度の大きさです、こんな感じ。
コガネムシが好む野菜
コガネムシってどこにでも飛んでいますが、幼虫の方もどこにでもいます…
というのも、今の家に引っ越してきて雑草を抜いた土を掘り返したらゴロゴロ出てきましたし、芝生の下にもいました。
野菜を育てる畑の土の中にも、毎度出てきます。
あれ?もしかして地域の問題なんでしょうか…?(千葉県)
とはいえ、コガネムシがとくに好きな植物、野菜というのもあるようです。
- イチゴ
- 落花生
- インゲンマメ
- ナス
家庭菜園のコガネムシ被害の対策
コガネムシはどこにでも飛んでいる虫なので、予防がとても難しいのですが、放っておくと増えやすいとのこと。
というのも、コガネムシの糞にコガネムシが集まってきて、さらに土の中に産卵して増えるという悪循環におちいるから。
そこで、野菜を守るのならコガネムシ被害の早急な対処が肝心。
対策1.見つけたら取り除く
私は捕殺が苦手でして…そんなわけで取り除くと書きました。
成虫を見かけたら放っておかない、土を耕したとき幼虫を見つけたら放っておかない。
というのが対策のひとつです。
対策2.肥料に気をつける
野菜の土づくりで腐葉土を使う場合は、完熟したものを選びましょう。
未完熟な腐葉土はコガネムシに好まれるそう…
また、野菜の先輩から化成肥料には虫が集まりやすいとのアドバイスをもらったこともあります。
有機肥料を使った家庭菜園も、コガネムシ減少に役立つかもしれません。
家庭菜園の天敵、コガネムシ対策についてまとめてみました。
結局のところ、野菜の様子や野菜についた虫のパトロールが重要なんですね。
野菜の変化を見逃さずにキレイでおいしい野菜を育てられるようお祈りしております!