水分を保ってくれるので水耕栽培なんかの発芽に便利なロックウール栽培マット。
実は我が家、このロックウール栽培マットの使用に失敗したり、成功したりしています…
そこで今回はロックウール栽培マットで失敗した話と、うまくいった植物について紹介します!
目次
ロックウール栽培マットで種まきをはじめた理由
今年の春はいろんな植物に初挑戦!ということで、育てやすいといわれているハーブ類は種で、お野菜は苗で色々と購入してみました。
種から始めることにした一例はこんな感じ…
- ラベンダー
- レモンバーム
- クレソン
- スイートマジョラム
- 唐辛子
他にもいくつか種から栽培していますが、今回はロックウール栽培マットを使用したものだけあげてみました。
どうしてこれらはロックウール栽培マットを利用したかというと…
ラベンダーの種まきで色々調べたところ、発芽までに時間がかかると書かれていました。一般的には2~4週間ほどみたいですね。でも、なかなか発芽しない人の中には1年という声も…
その間水分を切らさず管理するのは大変だ!と思っていたところ、ホームセンターで出会ったのがロックウール栽培マットでした。
保水に優れていてお手入れも楽そう、そしてそのまま土に植えられるらしい!というわけで、発芽までに長期間かかる種の育成に、ロックウール栽培マットを選んだのでした。
ロックウール栽培マットの使い方
ロックウール栽培マットの種まきは簡単でした。
マットを水に浸してひっくり返し、余分な水をきるだけ。
水をきったマットをトレイに置いて、種をくぼみに撒いていくだけです。
撒いたら発芽するまでは水をあげることもないしほったらかし。
そのうえ、育ってきたらそのまま土に植えられるというのがポイントなんです。
あっという間に芽が出たのはロックウール栽培マットのおかげ?
ほったらかすもなにも、3日後にはハーブ類の根はだいぶ出ていました。すごい。
時間がかかると書いてあったラベンダーも1週間かからなかったです。
芽が出るのには最適な環境だったのかなぁと感動しておりました。
ロックウール栽培マットで育苗する難しさ
毎日どんどん伸びる芽たち!スクスク育って楽しかったです。
ということで、早速ポットに移そう!ということに。
土にそのまま植えられるというロックウール栽培マットの説明書き通り、ポットにそのままイン。土をかぶせて終わり!としてしまったあたりから、今回の育苗がうまくいかなくなってきます。
1週間もする頃にはラベンダーの芽の根元が弱り始め、横たわってしまったものも出てきました。
お水は土が乾いたころあげてるし、不足ということはないかと…
って根元がふにゃふにゃしてる。水切れというより根腐れ?
慌てて水やりの頻度を減らしました。
今度は水切れっぽく枯れる…
結局ラベンダーは半分くらい枯らしてしまいました…
保水してくれるということで、土が乾いているように見えてもロックウールは水分たっぷりだったのが根腐れの原因かと思っているのですが、水やりを減らす感覚もわかりませんでした。
ロックウール栽培マットの難しさは、土の状態から水やり頻度がわからない点でした。
結局ラベンダーの半分はロックウール栽培マットを手作業でそっと外し、根を痛めないように土に戻す作業をしてなんとか持ちこたえてくれました。
ロックウールで種まきしたラベンダーの栽培記録はこちら↓
唐辛子もロックウールを外してもちなおしましたがレモンバームは全滅。
ロックウール栽培マットに向いている植物
そんな中ロックウール栽培マットで元気に育ったお野菜も!
クレソンです!
もともと水辺の植物だから根腐れしづらかったのか、ラベンダーたちとは育て方が少し違ったのが原因だったのか、とにかく最適だったようです。
クレソンの成長記録はこちら。
今もむちゃ元気で先日収穫して食べられるまでになりました。
ラベンダーはどちらかというと乾燥を好む植物、クレソンはたっぷりのお水を好む植物。ということで、ロックウール栽培マットには向き不向きがあったということでしょうか。
今回はラベンダーの発芽までの手間をはぶこうと、横着したことがきっかけでたくさんの芽をダメにしてしまいました。
ロックウール栽培マットは便利で向いている植物・水耕栽培なんかには適しているのかもしれませんが、植物ごとの適切な水やりに慣れていない我が家には不向きだったのかもしれません。
今後はポットに播種して、水を切らさぬよう手間暇かけてあげよう!と勉強した出来事でした。