昨年の金柑でほとんど実がつかなかった我が家。
今年はひとまわり大きい鉢に植え替え、追肥や摘果を実施して、収穫量が4倍になりました!
そんなわけで、失敗から1年、収穫量が増えた金柑栽培を振り返ってみます。(反省点もあり!)
実がほとんどつかなかった、金柑栽培の失敗例が気になる方はこちらの記事も読んでみてください。
目次
金柑栽培の環境を見直してみる
昨年はほとんど実をつけなかった金柑…
栽培方法を見直してちゃんと食べたい!ということで、環境改善です!
土と鉢の見直し
以前は、ホームセンターで購入した苗木のときとあまり変わらないサイズの鉢に植え替えたまま。
土もかたくなって木が窮屈そうにしていました。
そこで今年は、土と鉢をきちんと見直してあげることに。
鉢と植え替え時期
鉢植えの金柑の植え替え時期は、2年に1度程度、春ごろ(3月~6月)とのこと。
思ったより頻繁…
今回は、大きな鉢に植え替えたので、根の整理はなしです。
もし同じサイズの鉢にうつすようなら、根詰まりしやすいため、根の整理が必要。
その場合、その年の収穫量は少ないようです。
ということは…
どんどん大きくできる環境ではない場合、ある程度収穫できるのは2年に1度ということでしょうか。
土の作り方と植え替え方法
植え替え準備として、鉢に底石を敷きます。
土は赤玉土7:腐葉土3を準備。
キンカンの詰まった根をほぐして鉢へ移し、土を流し込んで固定していきます。
ということで、お引越しが完了しましたー。
忘れちゃいけない追肥
肥料について調べてみると、色々な説がありました。
実は、今年も追肥については反省中。
というのも、3月、6月、10月、と少なめ説からほぼ毎月説まであって、おいしい作り方にたどりついていないからです。
葉の色が薄い場合は肥料不足。
ということで、今回は少なめにあわせながら、葉の色を見て薄い時期にも肥料を与えてみました。
結果は…記事の最後に記載しています!
剪定はすべき?
剪定は3年目以降しない!
との情報を信じて、今年は剪定しませんでした。
植え替え時の鉢のサイズで、大きくしない育て方をしていく感じだと思っております。
虫の力を借りて受粉
東京に住んでいたころは、人工授粉もしなかったので、実がたった3つしかならなかったのですが…
千葉の田舎に住んでいる今、全部虫がやってくれます。
もし人工授粉するようなら、筆などで軽く触ってあげるといいようですよ!
来年の収穫量に影響する摘果
嬉しいことに、今年は実がたくさん着果しました!
でも、放っておくと来年の収穫量が減ってしまうそう…
そこで、今回の収穫は10~15個ほどにしようと決め、他のに比べ小さいものや傷がついているものを摘果することに。
もったいないけど来年のため…!
今年の反省点…収穫時期を間違えた!
金柑の収穫時期は品種によって違うようですが、だいたい11月下旬~。
でも、我が家の金柑、なかなか色づきません。
もっと橙が濃くなると思っていたので放置していましたが、待ちに待って、1月中旬ごろ収穫。
まずは試しにひとつ…
切ってみると既にシワシワでみずみずしさがない!
色づきが悪かったのは肥料が足りなかったのでしょうか、来年の課題です…
でも収穫量はアップ
予定通り12個ほどとれました。
収穫した金柑の使い方
とれた金柑は、みずみずしさもなかったので、大好きな甘露煮にしました。
金柑の甘露煮レシピ
こちらは金柑10粒の場合です…
- 金柑をよく洗う
- ヘタを取り除く
- 金柑に3か所くらい、包丁で切れ目を入れていく
- 鍋に金柑を入れて、かぶるくらいの水を入れる
- 弱火で5分ほど茹でてアクを取り除く
- 水を入れ替えて(水の量は同量)砂糖を60g入れる
- 弱火でとろりとするまで煮る
おいしい甘露煮になりました!
次は、肥料をもう少し増やしながら、みずみずしい金柑を収穫するのが目標です!
生のままおいしく食べたいー!