1年半前にホームセンターで苗を購入したアイスプラント。
時期が終わる度に種ができて、途切れることなく今でも栽培がつづいています。
そこで今回は、アイスプラントを種から育てる方法を記録していきます!
アイスプラントとは?
知人にアイスプラントを収穫した話をすると、時々「アイスプラントってなに?」と聞かれます。
スーパーで見る機会も少ないので食べたことないという人も多いようです。
ということで……
アイスプラントは南アフリカが原産地の多肉植物で、表面がプチプチした触感の塩味がするお野菜です。
サラダや天ぷらにするとやめられない!
以前ホームセンターで買ってきたばかりのアイスプラントについて、基礎をまとめた記事を書いていますので、簡易的な情報だけでいいという人はコチラからご確認ください。
アイスプラントの種
アイスプラントの種は市販されていますが、一度栽培をはじめるとその後は新しく買う必要がないくらい、何度も育ってくれます。
というのも、アイスプラントは栽培時期が終わると種をつけて枯れていきます。
そこで、種をとってまいたり、勝手に散って落ちたりした種から芽が出て、また栽培を楽しむことができるのです。
こちらはアイスプラントの花が枯れてできた種をとったもの。
小さい……。
とはいえ、はじめての人や種とりが面倒な人は市販の種が便利。
プランターで育てる方法
栽培時期
アイスプラントの栽培期間は年に2回、春まきと秋まきがあります。
種まき時期
- 春まき……2~3月
- 秋まき……9~10月
収穫時期
- 春まき……5~8月
- 秋まき……11~3月
土
種からのアイスプラントをプランターで育てる時は、市販の培養土や野菜の土などを鉢底石の上に敷くだけ。
野菜の土は100均などでも売られているし、簡単ですね。
種まき
アイスプラントの種は本当に小さいです。
どのくらい小さいかというと……調味料の一味唐辛子くらい?
でも、株は結構大きくなります。
50センチくらいのプランターに2株あったらいっぱいになるくらいのサイズになります。
種が小さいのでついついまきすぎるなんていうこともありがちですが、大きくなることも考えて1か所に5粒くらいで十分かと思います。
発芽適温は20℃前後なので、暑すぎず寒すぎずの季節にまきましょう。
水やりと追肥
水やりは土の表面が乾いた頃、1日1回で十分です。
追肥は化成肥料の場合2週間に1回、液肥なら1週間に1回施しましょう。
塩味の秘密
アイスプラントの塩味は、葉そのものの味というわけではなく塩水のおかげです。
そのため、塩水を与えないと塩っ気のある味にはなりません。
ちょっと甘いかも……。
1~2週間に一度1~2%の塩水を与えると、いつでも塩っ気のあるアイスプラントが収穫できます。
収穫
アイスプラントは放っておくとどんどん育ちます。
そのため、葉が大きくなって脇芽が出てくる頃には次々と収穫できます。
時期によるので生長の様子をみながらになりますが、種まきから1~2か月で食べられるようになります!
花が咲いてくるとだんだん葉が縮んで収穫できなくなってきます。
アイスプラントにつく病害虫
アイスプラントは塩水を与えるせいか病害虫がつきづらいと言われています。
ですが、我が家は塩水をサボったりしたせいか虫食い被害を受けました。
注意が必要なのはうどんこ病。
発生を確認したらすぐに酢水を散布!して、被害は広がりませんでした。
虫では、小さな幼虫やバッタがつくことがありました。
その都度割りばしでつまんでお引越しいただきました。
他にもネキリムシがつきやすいとのこと。
ネキリムシとは…こちらで対策などを紹介しています。
我が家では現在も4つのプランターでアイスプラントを育てています。
回を重ねるごとに増えていて、ご近所さんにおすそ分けができるほど!
ぜひ種から育てるアイスプラント、楽しんでみてくださいね!