プランター栽培で土を再生・再利用する方法

プランターの土が虫だらけだ!!!

すみません…

先日、プランターの土について考えるきっかけとなるある事件が起こりました。

その事件は「前にクレソンを育てていたプランターを使って二十日大根を育てよう」と思い立ったことで始まります。(あ、連作…?)

事件をきっかけに、プランター栽培で土を再生・再利用する方法について考えることとなりましたので、その方法をここに記録していきます。

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プランターの土の再利用について調べたきっかけ

プランターの土の再生・再利用について考えるきっかけとなった事件ですが、すごく簡単にいうとこんな感じ。

再利用しようとしたプランターには、「クレソンの根っこが詰まっているのでは?」と思いました。

ということで土を掘りかえすことに。

根を取り除こうと、プランターから箱の中に土をうつしてみると、見たことのない虫がウジャウジャ…

虫慣れしていないのでだいぶ怖かったです。

プランターで発生しやすい虫を検索したところ、ヤスデの幼虫に似ていましたが、よく見ると足もないし違うよう。

結局なに虫なのかもわからず、このプランターはいったいどうしたらいいんだろう、と困ったことが、土の再生・再利用について調べるきっかけとなりました。

プランターの土の再生・再利用手順!

手順

1. ビニールシートや新聞のうえに土を広げる

前に育てていた植物の根やごみ・虫などが見える場合は取り除きます。

2. ふるいにかける

まずはじめに目の粗いふるいで、目視でとり切れなかったごみを取り除いていきます。

次に目の細かいふるいで微塵になった土をふるいおとします。

微塵になった土を取り除くことは、べたっとした泥のような土になるのを防ぐだけでなく、根詰まりしづらい土づくりのポイント。

細かいふるいのうえに残った土が再利用に適した土です。

3. 【冬】寒さで消毒する

土を広げて水をかけ、外の空気にあてます。

冬の霜や寒さで病害虫に効果が出るというものです。

気温が0度以下にならないような地域では不向きとのこと…

4. 【夏】熱消毒する

土に水をかけ黒いビニール袋に入れて密閉します。

直射日光に当てて熱消毒する方法です。

時々上下を入れ替えてまんべんなく消毒されるようにしましょう。

どんなに暑い季節でも1週間以上は日にあてることが必要です。

冬でも1か月かければ消毒可能です。

5. 土を補強する

前の植物を育てるために土はパワーを消費してしまっているため、土を補強することが必要です。

土の補強には以下が効果的。

  • 腐葉土
  • 堆肥
  • 油粕
  • 肥料
  • 石灰

土や肥料って種類がたくさんあるうえ、野菜によっても好みが違います。

そのうえ土や肥料は特徴もそれぞれ。

いい土づくりについては勉強してまた記事をつくろう…

まずは腐葉土を混ぜて土をふかふかにすること、石灰で土のphを育てたい野菜ごのみに整えること、肥料も忘れずに。

これだけでもやったほうがよさそうです。

そんなに時間がかけられない場合は…

消毒に何週間も時間をかけられないという場合、熱湯消毒も有効です。

やけどしないように気をつけてください!

注意点

土の再生を行っても、次の野菜を植える時には連作障害に注意しなければいけません。

よく考えたらクレソンも二十日大根もアブラナ科でしたね…

そもそも土の再利用に向いていないパターンでした。

連作障害ってなに?という方はこちらの記事も参考にしてみてください。

→ 次の野菜選びで気をつけたい連作障害

虫やカビなどが酷ければ諦めることも…

今回は野菜の先輩方に相談し、「あまりに虫だらけなら卵があっても大変なので取り換えた方がいい」とのアドバイスをいただいたので、土の再利用は避けました。

(実は虫に向き合うのが怖かったので再利用諦めたかった…)

結果的に連作障害対策としても、土の入れ替えの方がよかったと思います。

目に見える虫の大量発生以外にも、前の野菜がカビやウィルスなどの病気でダメになってしまった場合は諦めたほうが安心です。

土にウィルスやカビが残っていると、次の野菜も同じように病気になってしまう可能性が高いからです。

今回の件では虫対策方法も教わりました。

虫対策については自分なりにも調べてまとめたいと思います。

ということで、次にプランターの再利用をする時には、ここに書いた方法で土の再生をしてみたいと思います!

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